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大中尾棚田






平成11年7月、農林水産省において日本の棚田百選の選定を受けた大中尾棚田は、1746年に大村藩主
が知行開きをしたとされ、水源が近くにないため、先人が神浦川の上流の山奥から、約4.2kmに及ぶ大井
手水路をつくり、水を取り入れ、二百数十年前から米作りが行われてきたといわれている。神浦川は、日本
一の清流の認定を受けた事もあり、清流に育まれたお米はとても美味しいと評判である。

大中尾地区では、日本の棚田百選に選ばれたことをきっかけに、平成12年から都市農村交流対策事業(グ
リーン・ツーリズム)に取り組み、稲刈り体験等の受け入れを行い、平成14年には大中尾棚田保全組合を組
の世代に伝え残していくための活動を行っている。交流事業参加者からの要望もあり、同年平成14
年から棚田オーナー制度を始動させた。また、9月の稲刈りの時期には町内外から案山子を募集し、案山子
コンテストを開催し表彰を行っている。