急速に変化した食生活

現在のわが国の食生活をみると、平均的には栄養状態は良好となっているが、個々の世帯・人についてみた場合は、食生活をとりまく環境が急速に変化してきたため次のような問題が生じている。

交通機関の発達・職場の機械化・家事の省力化等により、
消費エネルギーが減少傾向にあるのに対し、エネルギーの過剰摂取者が増加している。
食事の洋食化に伴い、脂肪の摂取量が増加傾向にある。
加工食品に過度に依存しているために栄養バランスに偏りのある者が急増している。
子供が一人で食事をする事(孤食)が多くみられるなど、食卓を中心にした家族の団らんが失われてきた。
食塩をとりすぎている。

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