温泉山麓の小浜町にある巨石「鬼石」です。案内板によると島原半島一の巨石といわれ、長さ12m幅11m厚さ6m、表面は平坦で四体の地蔵が安置してあります。この石にまつわる伝説では、例えば、仏罰をうけた鬼が大きな石を持たされ、雲仙登山をしていたが、あまりの重さに耐えかねて捨てたものであるとか、この石の廻りを3回廻ると鬼がでるなど・・いろいろあるが事実は雲仙火山大爆発の際に転げ落ちた石ということである。里人は、この石には霊魂が宿っているとの伝えからこの石を石材にする者はいなかった。
 現在、石の上におられる観音菩薩は昭和52年に建てられたそうです


鬼 石




















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