その他
正しい | 誤り | 意味(解説) |
腸(はらわた)が 煮えくり返る |
腹が煮えくり返る | 腹の中つまり腸(はらわた)が煮えくり返るほど腹が立つ様子をいう。 |
腹をかかえる | へそをかかえる | あまりにおかしくて、笑いころげるという意味。「へそをかかえる」は、「ヘソで茶を沸かす」と混同しているのでは・・・。 |
年金だけで つましく暮らす |
年金だけで つつましく暮らす |
つましいは「倹しい」と書き、倹約して質素な様子、贅沢をしない様子をいう。一方、つつましいは「慎ましい」と書き、控えめな様子をいう。 |
念頭に置く | 念頭に入れる | いつも忘れないで覚えていて、心に掛けていること。 |
必要に迫られて | 必要にせがまれて | 「迫られる」は強要される意味。「せがむ」は無理に頼む、ねだるという意味。 |
他人事 ひとごと |
他人事 たにんごと |
自分には関係のないこと。他人に関すること。昔は「他人(ひと)は他人、自分は自分だから、他人の言うことは気にしない」という言い方だったが今は、「たにんは、たにん・・・・・・・・・たにんのいうことは」というようだ。 |
望外の喜び | 法外の喜び | 「望外」は願ってもないこと、願っていた以上に喜ばしいことのように良い意味に使う。一方、「法外」は並外れて不当である。度が外れてる、けた外れなどのように、妥当だと思う限度を超えているという意味。 |
的を射る | 的を得る | 核心をついたという意味。「得る」というのは自分のものにする、手に入れるという意味。 |
身を粉(こ)にする | 身を粉(こな)にして | 苦労をいとわず、人のために一生懸命働くこと。「粉骨砕身(ふんこつさいしん)」ともいう。意味は骨を粉にして、体を砕くほど尽くすこと。 |
胸をなでおろす | 肩をなでおろす | 懸案事項や難問などが片付いたときの、ほっとした気持ちを表す。、 |
目端が利く | 目鼻が利く | その場の雰囲気などをすばやく見計らう、抜け目のないことをいう。 |
世論(よろん) 世論(せろん) |
なし | 一般的には「ヨロン」と読む人が多い。「ヨロン」は、元々「輿論」と書く。輿は人を乗せる「こし」だが、世間一般のことも表す。つまり、「輿論」とは世間の人々の意見、考えのこと。 |
溜飲を下げる | 溜飲を晴らす | たまっていた不平・不満を払い去って、気分をさっぱりさせること。「晴らす」なら「うっぷんを晴らす」という。たまった不満や怒りを取り去ること。 |
手形を割り引く | 手形を割引する | 銀行が(支払期日以前の手形を)手形の額面から、支払期日までの利子を差し引いた額(額面より安い額)で買い取ること。「割引」とは値引きの意味。 |