高血圧予防の食事

高血圧とは?

 高血圧とは、塩の過剰摂取が原因で発生する血圧の異常が原因となる病気である。
 塩はナトリウムとクロールの二種類の元素が結合したもので、問題になってくるのはナトリウムの方である。
 ナトリウムの過剰摂取は高血圧・脳卒中・心疾患・腎不全など循環器系に悪影響を及ぼすため、食塩を適正に摂取することは、これらの疾患を予防するためにも大切な事である。
 だが、日本では、米飯・味噌汁・漬物の食事が習慣になっているので、世界に例のないほどの塩分過剰摂取国となっている。
 高血圧を予防するには、塩の摂取1日8g以下を目標にかかげるべきである。


高血圧予防のポイント

醤油・味噌など調味料に含まれている食塩量を知り、指示量を正しくとる。
加工されている食品の殆どに食塩が使用されているので、食塩含有量のわからない加工食品は食べない方が望ましい。
塩分を減らすための工夫をする。

 また、肥満も高血圧の原因になり、減量により血圧が下降する人もいるので、肥満の人は甘いもの・アルコール等の嗜好品や動物性脂肪の多いものは控え、標準体重になるよう食事制限をしたほうがよい。

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