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 犬に関することわざを調べてみました。

ことわざ

由来

意味

似たようなことわざ

犬一代に狸一匹

犬が狸を捕らえるなどということは滅多にあるわけではなく、一生のうちに一度あるかどうか

滅多にないチャンスの例え

犬が西向きゃ尾は東

犬が西を向けば、当然尻尾は東を向く

ごく当たり前のこと

・雨の降る日は天気が悪い
・北に近ければ南に遠い

犬と猿

中の悪いものの代名詞とされる犬と猿の間柄

ひどく中の悪いこと

犬に論語

犬に論語を説いてみてもどうにもならない

何の効果もなく、何の役にも立たない

・馬の耳に念仏
・豚に真珠
・猫に小判

犬の遠吠え

弱い犬は人間やつ酔うそうな相手に対しては遠くから吠える

弱いものや臆病者は、面と向かって相手に何も言えないので、陰でこそこそと虚勢を張って強がったり、相手の悪口を言ってみたりする

犬の川端歩き

餌が流されてしまった後の川端を犬がその餌を探して歩くこと

・いくら歩き回っても何の 得る所もないこと
・金銭を所持しないで店頭をぶらつくことの例え

犬の糞で敵を討つ

卑劣な手段で仕返しをすること

犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ

犬は三日間飼ってやれば三年間恩を忘れない。まして人間は受けた恩を忘れるような恩知らずであってはならない

犬骨折って鷹の餌食

鷹狩りで、犬が苦労して追い出した獲物を鷹に取られる

自分が苦労して得たものを他人に取られること

犬も歩けば棒に当たる

犬も黙ってじっとしていればいいのにあちこちうろつくから、人間の振り回す棒に当たって叩かれる羽目になる

・出しゃばると思わぬ災難に遭う
・何もせずにじっとしているより、何でもいいからやってみれば、思わぬ幸運に巡り会うかもしれない

犬も食わぬ

何でも食べる犬でさえも食わないの意

誰も好まず相手にしないこと

犬も朋輩、高も朋輩

昔、狩をする時に使われた犬と鷹とは役目はそれぞれ違っても同じ主人に使え、同じ仕事をする仲間であることには変わりはなかった

同じ職場で仕事をしている上は、例え役割や地位が違うとしても同僚であることに代わりはないのだから、互いに仲良くやってゆくべきだ

飼い犬に手を噛まれるる

可愛がっていた飼い犬に手を噛まれること

日頃から世話をしてやっていた者、信用していた者に裏切られたり、害を加えられたりする例え

恩を仇で返す

食うだけなら犬でも食う

何もしないで食べるだけなら犬でも出来る

人間としての値打ちは幸せや意義を感じる事にある

米食った犬が叩かれず、糠食った犬が叩かれる

大きな悪事をはたらいた者が罪を逃れ、ちょっとした罪を犯した者が罰せられる例え

皿嘗めた猫が科を負う

犬猿もただならず

仲が悪い犬と猿よりもなお仲が悪いこと

吠える犬にけしかける

                                                             (広辞苑)

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