名前に犬が付く植物を集めてみました。
画像 | 植物 | 読み | 概要 |
犬独活 | イヌウド | ・シシウドの別称 ・セリ科の大型多年草 ・山地の草原に自生 ・茎の長さ約2m ・夏、淡緑白色の小花を多数散形花序に付ける ・果実は成熟すれば暗紫色を帯びる ・根は乾かして風邪・浮腫の薬に用いる |
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犬槐 | イヌエンジュ | ・マメ科の落葉高木 ・本州と北海道の山地に自生 ・夏に枝先に長い花穂を出し、黄白色の蝶形花が蜜に 付く ・莢に括れが泣く、3~6個の種子が入る |
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犬榧 | イヌガヤ | ・イヌガヤ科の針葉樹 ・暖地に自生 ・大きなものは幹の高さ約6m ・樹皮は暗褐色 ・種子の核から油を採って、灯油・機械油にする |
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犬芥 | イヌがラシ | ・アブラナ科の多年草 ・水田や畦などに多い ・高さ約30cm ・葉は長楕円形 ・春から夏にかけて、黄色4弁の小花を総状に付ける |
犬雁足 | イヌガンソク | ・大型のシダ ・各地の山地・林に生える ・葉は長さ1メートル余りの羽状で、束生して大株をなす ・葉柄下部に褐色の鱗遍片がある |
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犬桐 | イヌギリ | ・アブラギリの別称 ・トウダイグサ科の落葉高木 ・初夏に白色の単生花を開く ・種子から油が採れる(桐油) |
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犬樟 | イヌグス | ・タブのキの別称 ・クスノキ科の常緑高木 ・団地の、特に海岸近くに自生 ・高さは15m余り ・樹皮は暗白色 ・葉は長楕円形で肉厚く、光沢を有する ・春、黄緑色の小花を付ける ・球形の液果は紫黒色に熟する |
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犬サフラン | イヌサフラン | ・ユリ科の多年草 ・原産地はヨーロッパ ・秋に、葉に先立ってサフランに似た淡紫色の花が咲く ・種子やりん茎からコルヒチンを採る ・観賞用・薬用に栽培 |
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犬山椒 | イヌザンショウ | ・ミカン科の落葉低木 ・原野・川端に自生 ・高さは約2m ・夏、淡緑色の花を付ける ・蒴果は煎じて咳止め薬・乳房の腫れ物の湿布になる ・葉の粉末は打撲傷に外用 |
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犬蓼 | イヌタデ | ・タデ科の一年草 ・山野に自生する ・30cm前後 ・夏から秋にかけて茎の先に紅紫色の小花を穂のよう につける |
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犬黄楊 | イヌツゲ | ・モチノキ科の常緑低木 ・高さ2~3m ・葉は小型革質で、互生 ・夏、帯白色の小花を開く ・実は紫黒色 |
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犬の陰嚢 | イヌのフグリ | ・ゴマノハグサ科の二年草 ・高さ約15cm ・3~4月頃、葉腋に小さな淡紅紫色の花を開く ・実は扁円で、縦に凹線があり、2個のように見える |
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犬稗 | イヌビエ | ・イネ科の一年草 ・最も普通な雑草 ・高さ約80cm ・葉は細長い ・夏、穂を出す ・緑色か紫色の花を開く ・実には芒がある |
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犬莧 | イヌビユ | ・ヒユ科の一年草帰化雑草 ・高さ約30cm ・葉は菱形状卵形で柄があり互生 ・葉腋や茎端に緑色の小花を付ける |
犬枇杷 | イヌビワ | ・クワ科の落葉低木 ・暖地の海岸近くに多い ・葉は狭倒卵形 ・イチジクに似た小果を付け、秋に黒褐色に熟す |
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犬橅 | イヌブナ | ・ブナ科の落葉高木 ・葉は大きく裏に長い白い毛がある ・より低地に多い ・実は柄が長く垂れ下がる |
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犬酸漿 | イヌホオズキ | ・ナス科の一年草 ・全世界の温帯・熱帯に広く分布 ・茎の高さは約50cm ・葉は卵形 ・球形の液果は熟すと黒色になり、有毒の物質ソラニ ンを含む ・茎葉の煎汁は頑癬を治し、解熱剤・利尿剤となる |
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犬槙 | イヌマキ | ・マキ科の常緑高木 ・暖地に自生 ・高さは20m ・樹皮は灰褐色で、縦に裂けて剥げる ・葉は線形 ・5月に小花を開く ・種子は緑色 |
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犬蕨 | イヌワラビ | ・オシダ科の多年生シダ ・山野に自生し、ごく普通に見られる ・60cm前後 ・葉は羽状複葉で、冬は枯れる ・茎の根もとに淡褐色の鱗片がある |