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西郷四郎

  • 慶応2年(1866)2月4日、会津藩士志田貞二朗、妻さたの三男として会津若松(現在の福島県)に生まれる
  • 四郎を初めとする山田常次郎・横山作次郎・山下義韶のいわゆる四天王の活躍が原動力となり、講道館は草創期から躍進期へと大きく前進する
  • 明治時代の講道館柔道の達人で講道館四天王の一人
  • 長崎で東洋日の出新聞を創刊すると、同新聞の編集長を務める傍ら、長崎で柔道、弓道を指導
  • 長崎遊泳協会の創設に関わり、同協会の監督として日本泳法を指導
  • なお、小説「姿三四郎」のモデルであり、小柄で強い柔道家を「○○の三四郎」と呼ぶのは、西郷四郎がモデルとなった影響である
  • 葬儀は、死の翌年の4月7日午後4時、長崎市寺町の曹洞宗皓寺において東洋日の出新聞社社葬として執り行われた
年表
1866(慶応 2)年2月4日 会津藩士志田貞二郎の三男として会津若松に誕生
1882(明治15)年8月24日 講道館入門(四郎17歳)
1883(明治16)年山田常次朗とともに講道館初の初段となる。11月二段昇格(四郎18歳)
1891(明治24)年12月17日戸籍を青森より長崎に転籍(四郎24歳)
1902(明治34)年1月1日「東洋日の出新聞」創刊。四郎編集責任者として参加(四郎37歳)
1903(明治35)年7月瓊浦遊泳協会発足、理事の一員として名を連ねる(四郎38歳)
1923(大正11)年1月14日講道館より六段を追贈さる4月7日長崎・皓台寺にて四郎葬儀(四郎57歳)

参考資料
  • 牧野登,史伝 西郷四郎 姿三四郎の実像,島津書房(1983)
  • Wikipedia,西郷 四郎