長崎伝統野菜圃場(長崎市西山)

●畑の特徴:@全体の形が円形状
       A若干へこんでいる
●長崎の伝統野菜:辻田白菜、唐人菜、紅カブほか

○紅カブ:江戸時代から長崎市で栽培(約300年の歴史)。鮮やかな赤紫色。
     肉質がやわらかく、独特の風味と香りがある。
     漬物、酢の物によくつかわれ、昔は"くんちなます"として使用されていた。
     種子は小さな房の中に入っている。
     純粋な長崎紅カブに近い形で残すために紅かぶの周囲を網で覆い、虫の侵入を防止している。
     そのため自然交配が難しく、通常のカブと比較しても房の中にある種の数が少ない。
     以前は八月に種を蒔き、十月に収穫していたそう。
↑写真は紅カブの種子(写真:船木・船橋)


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